例えば大安売りしていたとしても、タダで配っていても、家具をやたらに購入する方はいらっしゃらないと思います。大きさがそれなりにありますし、使わないものは置き場所に困るからです。つまり、人は「必要」だから購入するのです。これを考えていくと、「使わなくなったらどうしよう」と言う問題に行き着いてしまって、捨てるときのことまで考えることになり、面倒になって選ぶのを先延ばし、にしてしまいます。

これはもったいないですね。家具は主に物を収納する、飾るために使います。スペースを区切り、物の所在を確定するのに便利です。物の「おうち」を確保してあげることで、紛失や散らかりを防いでいます。

家具があることは、良いことですね。作業を助けるものでもあります。作業台やテーブル、椅子も家具ですが、今回は収納家具のお話をさせていただきます。収納として使う場合、棚やボックスが考えられます。

これをどう置くか、どのように使うか、自由に決めることができる、フレキシブルなデザインのものを選びましょう。縦に置いて設置面積を少なくする、高さは出るけど隅っこの収納はお任せ。また横に置いて平べったく使い、空間を圧迫しないようにするなど、ボックスタイプの使い方は幅が広いものです。ちょっと変則的ですが、複数のボックスの間に化粧板を渡すことで、間にもうひとつスペースを作り出すこともできます。

しっかり作られたものなら、横に平たく置き、その上にもうひとつ重ねることも可能です。簡素な作りだからこそできる技ですが、暮らし方が変遷する現代、必要な適応力だと言えます。家電パックのことならこちら